- 2017-11-22
- 40代後半から始める, 年収500万
- 債権, 資産運用
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資産運用の原則は、「分散投資」「長期投資」「複利運用」です。まず第1の「分散投資」が良い理由は、特定の金融商品だけを購入してそれが大きく下落すると目も当てられない状況になるからです。元本割れさえ生じます。さまざまな金融商品を購入すれば下落するもの上昇するものもありますので、相対的にリスクが低くなります。第2の長期投資がよい理由は、短期のもので例えば債権などは、低金利が続いておりまったく変動リスクが低く利益がないからです。第3の「複利運用」が良い理由は、単利だと100万円は(定期預金の場合)年利1%、20年後は122万円になりますが、複利の場合、(運用利回りが5%だとすると)20年間では265万円にもなります。この3つの原則をクリアする金融商品が投資信託です。例えば分散投資には、どうしてもお金がかかってしまいます。株など一銘柄十万以上はかかるのですから分散投資で複数買うとなると百万以上かかることも珍しくありません。しかし投資信託だと今や一万円でも分散投資ができるようになっています。さて債権は少額からの資産運用に向いてるかというテーマの結論から言いますと、とくに「国内債券」は小額での資産運用に向いていると言えましょう。今述べたように小額で資産運用するとすれば、まずはなにより「投資信託」と言うことになります。この投資信託と言う金融商品の中で国内債券物の投資信託を選びます。これは日本国債と国内社債の投資ですから投資信託全体の中ではとても安定性が高いものです。このような国内債券(社債と国債)のなかで長期(10年超)のものはさらに利益を期待できます。短期のものは変動リスクが低すぎ、しかも金利がマイナスにまでなっており、利益は期待できないと言えましょう。またできる限り、運用コストが低いものが利益が得やすいのは当然のことでしょう。少なくとも現在、日銀は金融緩和策を続けており日銀は国債を買い占めてしまうために、変動が少なく債権価格は維持されています。もう少しリスキーなもので考えるならば、先進国の海外債権もいいかもしれません。為替ヘッジ付き、つまり国を超える資産運用のために為替でできるだけ損しないため方法を持った金融商品が良いと言えます。国内のものよりリスクはありますがリターンは得られるでしょう。また投資信託を行うのですから債権だけでなく株式との分散も考えてみる必要があるでしょう。2万円程度の投資信託ならば、日本株投信、外国株投信、外国債券投信と言った組み合わせです。