資産運用と投資、実は違うって知ってましたか?

手持ちの資産を増やしたいと考えた場合、多くの人が資産運用や投資を考えます。この二つは一般的に同じ意味で使われることの多い言葉ですが、実は意味や目的がはっきり異なっています。

投資は、その名の通り資産を投じて最適なリターンを得るということを指しています。これに対して資産運用は、自らが所有している資産全てをできる限りローリスクで保持したまま、安定して増やしていくことを言います。特に顕著な違いとしては、それぞれにかかる時間が挙げられます。投資の場合、株式や為替取引など比較的短期間に結果が出るパターンが多くなります。短期間で多くのリターンを得られる可能性がある代わりに、リスクも非常に大きくなることがほとんどです。一方資産運用は、何年、何十年という非常に長い期間をかけて徐々に増やしていくパターンが多く、安定性は抜群ですがすぐに資産を増やしたい場合にはあまり向いていません。最終的に資産を増やすという面では同じですが、それに至る過程やリスクの取り方が異なることになります。

このため、まずは自分がどのような目的で資産を増やしたいのかを再度確認する必要があります。子どもの教育資金やマイホーム購入資金として増やしたい場合は、それほど時間がないので比較的短期間で大きなリターンが見込める投資を行ったほうが効率的です。前述した株や為替の他に、国債や不動産、先物取引など様々な商品が提供されているので、その中からリスクの大きさなども検討して選ぶようにしましょう。元本割れの危険性も少なからずあるので、資産の状況なども鑑みて決めると良いでしょう。
また、老後資金や将来子供たちに残してあげたい資金を得たい場合は、ローリスクで長期間じっくり増やすことのできる資産運用が適しています。リスクが少なく安定して増やすことができるということは、早く始めれば始めただけ増資の期間を長く取れるということです。既にある程度の年齢に差し掛かっている場合はあまり増やすことはできませんが、若いうちから始めていれば結果的にまとまった金額を手にすることもできます。

このように、資産運用と投資は一見同義に見えて異なる点が様々あります。大切なのは、自分がどのように資産を増やしたいのか、そして所有している資産がどの程度までリスクに耐えられるかをしっかり把握し、計画だてて行っていくことです。自分だけで行うのが心配な場合は、信託会社やコンサルタントなどに相談するのも良いでしょう。

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