これから資産運用を始める初心者が、 最初に学んでおきたいこと~ポートフォリオ編~

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資産運用に関する勉強を始めると、ほぼ確実に目にする単語の一つがポートフォリオです。ポートフォリオとは、もともと紙ばさみ、書類入れのことを指していましたが、資産運用に関する用語では、それが転じて個人や企業が所有する金融資産の組み合わせという意味合いになっています。資産運用といってもその内容は様々ですが、多くの投資家の例を見てもほぼ確実に入っているのが、日本株式、外国株式、国内債券、海外債券です。このほかに、不動産投資のREITや新興国株式、ヘッジファンドなども組み合わせ、それぞれをどういった割合にするかを定めていきます。
このポートフォリオは、万人に共通する正解というものはありません。例えば、20代の若い年代の人は、資産運用をする機関が十分にありますので、リターンの大きいアクティブ型を選ぶことができます。これは、ヘッジファンドや株などのハイリスクハイリターンな商品を多めに組み込み、利益の拡大を目指すものです。一方、40~50代になると、老後資金の守りに入る必要がありますので、預金などの現物や国内外の債券など、元本割れのリスクが少ないものを選ぶようになります。長期的な資産運用をする場合には、これらの割合をライフイベントや年齢などに応じて変化させ、最初はリターンをめざし、徐々に資産を保有する状態へとシフトしていきます。
このポートフォリオを組むときに気をつけたいのが、それぞれの商品を相関性がないものにするということです。例えば、国内の預金と債権、株式を組み合わせた場合、日本円や日本の株が大幅に下落した時、すべての資産が目減りしてしまいます。一方、海外の債券や株などを組み入れておくと、国内の資産価値が落ちた場合でも、海外の資産を保有しているのでリスクを分散させることができます。資産を分散することで、ほぼ確実の保有している資産のいずれかはマイナスになっていますが、トータルでプラスになればよいので、あまり気に病まずにおきましょう。ある程度の期間が経過したら、トータルの資産を見直して、資産の配分を変更します。これを自動的に行ってくれるのがヘッジファンドや投資信託ですが、これらは費用がかかりますので、自分で運用の勉強をするつもりがない人や、長期的に資産を運用するのが面倒という人にお勧めです。ただ、ローンや学費という目的がある資金を使う場合には、プロに任せるというのも一つの方法でしょう。

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