- 2017-10-24
- 40代後半から始める, 主婦のための
- 種類, 資産運用
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低金利時代において資産運用は家庭においても欠くことのできないものとなっています。家庭を預かる主婦にとっても資産運用は関心の有る事柄です。資産運用には種類があり、それぞれに特色があります。特色を見極めたうえで、最も安全で投資効果のある運用方法を見つけ出す必要があります。主婦という立場を理解し、さほどの利益は期待できなくてもリスクの低い投資先を選択する必要があります。
資産運用の種類は高リスクのものと低リスクのものに分かれます。運用する資産規模によっても種類分けすることができます。高リスクの資産運用としては株式投資があります。株式投資は元金が保証されない代わりに、良い株に投資すれば配当がつき、さらに株価が低いときに買い、高値で売ることにより利益を得ることができます。しかし、株式の売買で長期間利益を出し続けるのは、長く投資を続けている者や、経済の専門家でも難しいことです。主婦が目標としたいのは優良株を長く保有し、毎年の配当金や株主優待を期待することです。金額は僅かでも配当金がつけば家計の足しになります。会社が嗜好を凝らした株主優待も楽しみなものです。株式投資で主婦が犯してはならない過ちは、低位株を求めてしまうことです。低位株で利益を出すまでになるには、かなりの経験が必要です。
低リスクの資産運用で代表的なものは投資信託です。投資信託は投資家から広く集めた資金を、投資の専門家が株式や債券などで運用し、利益を投資家に分配するものです。元金が保障されていない点では株式投資と同じですが、専門家が国内外で広く運用する点が異なります。主婦が投資信託する場合の注意点は分散に関してです。購入時期の分散、投資先の分散を通してリスクを回避し効率的な運用をすることが可能になります。一時期に全ての資金を一つの会社で運用することは避けなければなりません。
その他にも、不動産での運用が考えられますが、事業センスと高額な資金が必要となり、必ずしも一般の主婦向けではありません。純金への投資は小額でも運用が可能ですが、相場観が必要です。FX投資は為替への投資が対象です。株式投資が会社への投資であるのと対照的で、外構為替の理解が必要となります。主婦が目指すべき投資は小額でも一定の利益が見込まれ、リスクが低い投資です。そのためには投資の対象を間違えないことです。投資は時期をずらし対象を分散することが鉄則です。一つの対象にしか投資できない程度の資金しか確保できない場合は資金を貯めることに専念すべきです。