- 2017-12-6
- 40代後半から始める, 年収500万
- ポートフォリオ, 資産運用
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資産運用を始める時に計画をしっかりと立てることが重要です。
そのためにも自分に合ったポートフォリオををつくる必要があるでしょう。
40代から50代の男性を対象に考えてみましょう。
40代から50代と言えば働き盛りで、既婚者であれば子供が青少年期であるひとが多いでしょう。
また、子供の世話から手が離れ、妻も専業主婦からパートや復職する年代でもあるでしょう。
このころは、就職してから20年以上経つころで、会社でのポジションもそれなりになり、収入も安定してくるころでしょう。
しかしながら、就労人生の折り返しポイントであり、子供の成長と共に自身の老後の心配も頭をよぎる年代です。
今後、年金受給年齢が上がる可能性や、社会保障費や年金そのものの枯渇問題などがあり、自身で老後の資産形成を考えておかなくてはいけないのかもしれません。
資産運用と言ってもなにをどのようにしたらいいのか分からない人も多いはずです。
国債発行額が1000兆円を超過しており、今後日本経済に不安が大きくなる時代で、資産配分割合を考えなければいけないと言われています。
よく、現預金・有価証券・不動産(現物資産)などの3つに分配しておくことが良いと言われます。
しかしながら、この年代の人であれば住宅ローン残は10年以上あるはずで、不動産担保設定として銀行の抵当権が付いているはずです。
現預金があったとしても返済期間であれば、銀行はその預金をマークしているでしょう。
ただ、毎月の返済をしっかりしていれば問題は無いはずです。
このころから少しずつ投資運用に余った資金を投じることを考えましょう。
どんなポートフォリオを考えればよいのかと考えてみましょう。
投資運用で株式投資や投資信託、商品取引、ETFなど様々な方法がありますが、これらには投資元本を割り込むリスクが存在します。
比較的安全な投資運用は長期でインカムゲインを目的とした投資運用でしょう。
株式投資を例にあげれば、短期で利ザヤを稼ぐ投資と長期で配当を得る投資方法とがありますが、長期投資の方が安全性は高いはずです。
インターネットトレードが主流となるとデイトレーダーが増えましたが、短期投資をする人の多くは損失を出します。
長期投資であれば、少額から積み立てる感覚で行え、持ち株に応じて配当も得られます。
利ザヤ目的の資産運用はサラリーマンでは非常に難しいです。
市場は常に動いており、常に金融商品の価格を確認しレスポンス良く注文が出せるわけではありません。
また、資産運用を一つの商品に集中させるのではなく、国内株式・投資信託・債権・年金や保険商品などと分散させ、リスクを集中させない資産運用とすることです。
自身に合った投資スタイルを見つけるにはファイナンシャルプランナーに相談することも良いでしょう。