- 2017-11-30
- 40代後半から始める, 年収500万
- FX, 資産運用
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現在の日本では、海外に活路を見出して積極的に進出してる企業が多数います。一方で依然として国内に拠点を構えて輸出に専念する企業もあります。しかし数年前までは円高の状況が続き、こうした輸出企業の業績は悪化する一方でした。こうした状況の打破とデフレ脱却という目標を掲げて、政府と日本銀行は大規模な政策を相次いで打ち出すことによって、円安へと為替を誘導しました。その結果、輸出企業の業績は改善するとともに、為替市場での取引もかつての賑わいを取り戻しました。
通貨の資産運用は外国為替証拠金取引(FX)と言われています。日本ではネット取引が普及し始めると同時に、「少額で大きな利益が得られる」と話題となり、以来人気の資産運用となったいます。しかし、その一方で大きく損を被る人も後を絶ちません。FXを資産運用のためのツールとして利用する際は、まずは少額から始めることが重要ですが、その際にもいくつかの注意点があります。
第一に、FXを取引する為替市場は、株式市場に比べて非常に動きが激しく、一瞬のうちに資金を失ってします可能性があります。そのため資産運用として始める場合は、少額から開始することはもちろん、通貨が大きく動く時間帯やケースを利用する必要があります。為替市場は基本的には24時間、世界のいずれかの市場で取引が行われています。その中でも最も重要なマーケットはロンドン市場です。FXの取引の大半がロンドンで行われていると言っても過言ではありません。そのロンドン市場が開始される日本時間の午後4時頃が、非常に通貨の動きが大きく狙い目と言えます。ドル円はもちろん、ポンドやユーロなどのあらゆる通貨の取引が活発となります。資産運用の初心者であれば、まずはロンドン市場の開始時を数ヶ月注意深く観察して戦略と立てることが大切です。
第二に、アメリカで毎月発表される雇用統計の発表直後は、為替市場で大きな動きを伴うイベントと言えます。取引すべき時間は数秒から数分が勝負と言えますが、流れに乗ると一瞬で大きな利ザヤを獲得できます。逆を言えば大きな損失を被ることにもなりますので、取引には注意が必要です。最近は、この雇用統計の発表前後で情報交換を行うサイトや外為会社もあります。統計発表後の通貨の動きを、数ヶ月から数年単位でデータ収集しているサイトもあります。そのため、こうしたサイトを参考にして、まずはその動きを観察しつつ、慣れてきたら実際に取引を行う方法を採ると良いでしょう。