- 2017-11-29
- 40代後半から始める, 年収500万
- 投資信託, 資産運用
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近年では様々な資産運用の選択肢が選べるようになっていますが、初めて運用をする人にお勧めなのが投資信託です。資産運用をする場合、必ずしも元本が確保できるとは限りませんので、基本的に余裕資金で行います。マイナス金利で預金をしてもメリットがほとんどなくなっている現状においては、ある程度のリスクをとっても資産運用をすることで、利益を得るというのは大きな魅力です。しかし、最低限元本はあまり目減りさせたくないとお考えであれば、手堅い運用を行う必要があります。運用歴の長い人は、世界情勢などからリスクの少ない投資ができますが、これから投資を始めるという人にとっては、何がリスクが少ない運用なのかということも分かりません。その点、投資信託はプロにすべて任せるだけですので、自分での資産運用よりもかなり安心感があります。
投資信託は、銀行や証券会社など様々なところで申し込むことができます。金融機関によって取り扱っている内容も異なっており、国内外の債券や株式、REITなど、種類も豊富です。利用するときには、商品の中から興味のあるものに投資を行い、信託報酬を払って利益を受け取るという流れになります。一定期間ごとに利益分を受け取るタイプと、利益を還元せずに投資に回すタイプがありますが、後者はいわゆる複利になりますので、利益が増えやすく、リスクを抑えることができます。
少額の資産運用で投資信託がおすすめの理由は、この信託報酬が安く済むという点です。信託報酬は、投資金額に対して決められた割合で支払いますので、高額の運用になると報酬だけでもかなりの支払いになります。また、ミドルリスク・ミドルリターンですので、少額を長期的に運用することでより安定して資産を増やすことにつながります。毎月積み立てるタイプの商品もありますし、複利タイプにすることで、多少商品の価値が下がっても元本割れをしにくくなりますので、安心です。40代から50代にかけてはある程度家庭も落ち着いていますので、少額の投資に挑戦する余裕ができます。また、定年までの年数もありますので、中長期的な資産運用をするのにもよい時期です。冷静に長期的に運用する必要がありますので、目先の利益の変動に追われることなく、じっくり時間をかけて資産を増やしていきたいという人は、これまでのパフォーマンスを参考にして、メリットの大きいと思われる投資信託に出資してみるとよいでしょう。