FXを利用して資産運用する際の落とし穴とは

マイナス金利が導入されて以降、各種金利の利率が低下傾向にあることから、ますます銀行や郵便局にお金を預けているだけでは利益を獲得できない時代に突入していると言えます。こうした状況の中、本腰を入れて資産運用を行おうと考えている人も少なくないと考えられます。

ここ数年は株式市場や外為市場が活況を呈していることから、資産運用を様々な形で行っている人も増えています。特に少額で大きな取引が出来る外国為替証拠金取引(FX)は非常に人気です。しかし、一瞬にして資産を失いかねない面をメディアはあまり報じていません。そのため、FX取引による落とし穴をしっかり理解せずに始めると、大きな失敗を被ります。

まず、FX相場は株式市場とは違って、いわゆる売られ過ぎ・買われ過ぎ時に発動するストップ取引がありません。そのため利益を得ている間は良いのですが、損失を被った場合は、その額は非常に大きく膨らむ場合があります。加えて取引規模で言えば1日で約200兆円が動いており、これは株式相場の数百倍に当たります。そのため、個人が行う資産運用としては非常に規模が大きく、一度大きな損失を被ると取り返しが付かない可能性があります。そのため、少額で始めたとしてもリスク管理は徹底する必要があります。損切りラインをしっかりと決めて、その後はそのルールに従って取引を行うことが非常に重要です。

次に、外国通貨を保有していると、受取利息に当たるスワップポイントを毎日受け取ることが出来ます。日本の利率に比べてレートは数%と非常に高いことから、「スワップで儲ける」などと詠っている書籍・雑誌も多数あります。しかしこうしたレートが高い通貨は非常にボラティリティが高い通貨が多いと言えます。一般的にはオーストラリア・ドルがこれに当たります。オーストラリアはいわゆる資源国で、世界の原油や商品価格の動きに非常に敏感に反応します。そのため、資産運用中に考慮すべき要素が非常に多く、かつ複雑な動きをする通貨と言えます。そのため投資初心者はもちろん、経験者やプロでも扱いが難しい通貨です。短期的な取引には非常に向いている通貨と言えますが、スワップ狙いの長期保有はリスクが高いと言えます。よって資産運用対象と考える場合は、前述の雑誌・書籍に加えて、信頼性の高い比較検討サイトを参照にしながら少額で始めることが大切です。各国通貨もそれぞれの特徴がありますので、取引前にはしっかりと調査をしてから行うことが重要です。

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