- 2017-11-4
- 30代後半から始める
- リスク, 特徴, 種類, 資産運用
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資産運用は、投資方法の種類によって運用の特徴やリスクに違いがあるものです。また、人によって投資方法に向き不向きがあり、経験や技術の必要性も異ります。どのような投資方法があり、それぞれの特徴の違いは何なのか、代表的な物だけでも把握しておくと良いでしょう。
まず、資産運用の定番の1つである株式投資です。株式投資は証券会社に口座を開設するだけで、手軽に始められて簡単に売買ができる方法になります。パソコンやスマートフォンからスピーディーに取引できますので、初心者にとって敷居が低い資産運用方法の1つと言えるでしょう。少額投資であれば手数料が低かったり、無料としている証券会社も多いものです。株式投資で数百円の利益を得るだけでも、資産運用の立派な第一歩になるでしょう。
次に、金投資も人気のある資産運用方法の1つです。純金積み立ての形で少しずつ金を購入していく方法や、金貨等の金製品を購入して売買を行う方法、その他にも株式投資を運用する形に近い金ETF等があります。基本的に景気や経済が上向きの時には価格が下がり易く、逆に景気や経済が悪化した時等に価格が高くなる資産です。株式投資がある程度のまとまった初期資金が必要なのに対し、純金積み立ては月数千円からも始められる点もあり、初心者向けの資産運用の1つと言えます。
この他にも、外貨売買を利用した資産運用があります。一般的にFXとして知られる投資方法で、まとまったお金を担保として、より多くの資金を運用できる投資方法です。例えば、1000万円を担保として1000万円分の取引ができるという投資ができます。少ない資金でも多額の取引ができる一方、運用に失敗すると多額の損失が出るという、リスクの高い投資方法にもなり得るものです。
これらの投資方法は、個人投資家として資産運用を始める際に始め易い方法の1例になります。これら以外にも資産運用の種類は様々にあり、いずれも特徴が違い、リスクの性質も異なるものです。
いずれの投資方法を選ぶのであれ、十分な利益を出す事を目標にしているのであれば、運用方針を明確にしておく事が大切です。長期的に安定して利益を得ていく方法と、短期で大きな利益を上げる方法とでは運用のやり方が全く異なります。ただし、どちらの場合でも、余剰資金を活用すべきという点は変わりありません。このくらいであれば損失が出ても構わないという資金であれば、投資すべきタイミングで思い切った投資をやりやすくなりますので、結果的に利益を上手に得やすいからです。