- 2017-11-2
- 30代後半から始める
- デメリット, メリット, 安全, 資産運用
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既に資産運用を行っている方は、安全な資産運用に大きな関心を寄せています。リスクが少なく利益が大きい運用ができるのであれば、これに勝るものはないからです。ただし、実際の運用の際はメリットとデメリットの両方があります。これから資産運用を始めようと考えている方は、この2つの要素を知っておくと実際の運用時に参考になるものです。
資産運用を行う事は、基本的に投資活動を行う形になります。例えば、余剰資金を株式に投資して配当を得たり、値上がりした所を売薬して利益を得たりする事です。ここで考えるべきなのが、安全性の高い投資は利益を出しやすいメリットがある反面、大きな利益が出にくいデメリットがあるという点です。
株式投資の例でいくと、「安全性の高い銘柄」は急騰や急落といった株価の大きな変動が起きにくい銘柄です。元金割れが起きにくい銘柄に投資して、配当を毎年安定して得ていく方法になります。これは資産運用の利益を安定して得やすいという反面、その利益はかなり少ない方法です。
一方、「安全性の低い銘柄」は、逆に急騰や急落をしやすい銘柄になります。激しいい値動きを利用して安い時に購入し、高い時に売却するといった資産運用を行う形になります。比較的短期間に大きな利益を狙いやすい方法ですが、値動きに惑わされて運用が難しい一面があるものです。これらのように、資産運用のメリットとデメリットとは裏表の関係になる事があります。
ここで重要になるのが人間の心理です。様々な投資の場面で、人間にとってはリスクの高い状況でも、実際には大きな利益を出せるチャンスである場合がしばしばあります。結果論で言えば、見かけが危険なだけで、確実に利益が出せる状況であったと言えるでしょう。このように、時にはリスクを取れるか取れないかで、利益が大きく左右されるものです。
この為、資産運用を行う際の鉄則として、「余剰資金で行う」という方法があります。損失を出したくないという意識や、ノルマを課して運用するといった無理な投資活動を行うと、どうしても意識が委縮してチャンスを逃してしまいがちです。安定して十分な利益を得ていくには、このくらいのお金であれば損をしても構わないという資金を用意して、リスクを恐れず運用する事が大切になります。
全くリスクのない資産運用はありません。しかし、リスクをできるだけ低くしつつ、利益を大きくできる投資のコツは存在します。安全性の大小は投資の対象だけでなく、投資を行う方それぞれの知識や経験等、ソフトウェアによっても大きく左右されるものです。