マイナス金利導入で、狙い目な資産運用方法とは

日銀の黒田総裁がマイナス金利を発表して以来、資産運用のあり方に変化があったのかと言いますと、確かにその動きはあったと言えます。では、どのような資産運用の動向なのかと言いますと、やはりこれからは確実な利回りを確保するのがますます難しくなってきたということです。では、資産運用に確実な利回りを追求するのはあきらめて、株式等のリスク資産にお金が向かうのかと言いますと、最近は株価が上がったり下がったりとボラティリティーの高い不安定な動きが嫌気されている傾向にあるようです。では、どこにお金が向かうのかと言いますと、どうもREIT (Real Estate Investment Fund)が一番注目されているようなのです。なぜREITなのかと言いますと、こちらは不動産の賃貸収入という確実な利回りが見込めるという点が改めて見直されているからです。それから、REIT にはNAV (Net Asset Value)という保有不動産の正味資産価値をあらわす指標があるのですが、現在のREIT価格はこのNAVよりもかなり割安の水準にあるという点も好感されているようです。つまり、現在のREIT価格はその本来の不動産価値よりも安くなっているので、今は買い時だという判断がなされている訳なのです。そして、REITの不動産は投資家からの資金と銀行からの借入れによって購入されているのですが、マイナス金利になったということは銀行からの借り入れに伴う利子負担が大幅に軽減されるということになりますので、これもREITには大きなプラスとなっています。ですから、狙い目な資産運用先としてはまずREITがあげられると言ってよいでしょう。それから、高い利回りを追求できる資産運用先としてはハイ・イールド債券があります。石油価格の暴落によってアメリカのシェール・オイル会社の倒産が発生していましたので、これらのエネルギー会社の債券が約10パーセントを占めていた米国のハイ・イールド債券の価格はここのところ低迷していましたが、石油価格もようやく下げ止まってきた現在、ハイ・イールド債券の市場も再び注目されてきていると言えます。それから、株式の中で注目されているのは、高配当株であると言えるでしょう。こちらも、マイナス金利時代にあって確実な配当収入が見込めるということで注目が集まっているわけなのです。その中でも、何十年も連続増配記録を続けている会社を集めたファンドなどが注目されています。

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